Case Study
事例集

EC売上前年比1000%上昇。長年の問屋業で培った信頼を武器に、次の成長へ

更新日:2026.06.07

公開日:2026.06.07

株式会社ケイズトレーディング 代表取締役社長 小泉 紀諭 様

北海道商材を扱う水産物・食品の問屋業とEC事業を展開する同社。
長年の信頼関係の中で高品質な商品を扱ってきた一方、ECでは「良い商品を、どう伝え、どう売るか」に課題を感じていました。

今回は、小泉様、伊藤様に、EC事業における課題、よよよマーケティングにご依頼いただいた背景、実際の変化、そして今後の展望について伺いました。

最初に、御社の事業内容を教えてください。

小泉様: 水産物および食品、北海道商材を扱う問屋業・卸業と、EC事業を行っています。
今のところ、この2つが事業の中心です。

もともとは問屋業が会社の主軸でしたが、近年はEC事業にも本格的に取り組み始めています。

御社の商品へのこだわりや強みについて教えてください。

小泉様:自分たちが食べておいしいと思えないものは、売りたくない。
そこはずっと変わらない考えですね。

小泉様: 安いものには安い理由がありますし、量販向けの商品と通販で期待される商品はやっぱり違います。
だから、ただ安いものを売るという考え方はしていません。
自分たちが納得できる原料、納得できる品質のものを届けたいと思っています。

伊藤様: スタッフみんなで食べて、「おいしい」と思えるものしか売りたくない、という感覚はすごく大事にしています。
見えない相手に届けるECだからこそ、ちゃんと思いを持って届けたいですし、売る側・買う側の両方にとって笑顔になれることを大切にしたいです。

小泉様: 会社の強みは仕入れ力だと思います。うちは長年の信頼関係の中で、本当にいいものを出してくれる荷主さんと組ませてもらっています。
普通なら、うちのような規模の会社にそこまで与信を開いてくれないような相手でも、長年の関係があるからこそ一緒に仕事ができている。そこはすごく大きいです。

よよよ:同社の特徴は、単に「品質にこだわる」と言うだけではなく、何を扱わないかが明確なことにもあります。売れるかどうかだけで判断せず、 自分たちが納得できるか、長く信頼される品質かどうかを重視する。その姿勢が、ブランドの土台になっていることが伝わってきました。

よよよマーケティングの支援をご検討いただく前は、どのような課題がありましたか?

小泉様: 一番の課題は、EC事業におけるマーケティングでした。商品そのものには自信があっても、どのように打ち出し、どのように売上につなげるかがうまく整理できていなかったことです。

また、広告運用だけではなく、SNSをどう伸ばすか、認知をどう広げるか、どこにコストをかけるべきか
といった点も整理しきれていない状態でした。社内に知見がない領域だからこそ、判断が難しかったです。

実際に支援を受けてみて、どのような印象を持ちましたか?

小泉様: 本当に、こんなに心強い人はいないと思いました。
単に広告を回すだけではなく、事業の状況を踏まえて何を優先すべきか一緒に考えてくれる。その安心感が大きかったです。

「こうしてほしい」というより、こちらにない視点や知見をもらいながら、一緒に形にしていけるのがありがたいですね。

よよよ:今回のお話から見えてきたのは、単なる広告運用の外注先としてではなく、戦略面も含めて相談できる伴走相手として捉えていただいていることでした。特に、今やるべきこと、まだ早いことを整理しながら進める姿勢に安心感を持っていただいていたようです。

実際に得られた成果を教えてください

小泉様: 目に見える成果としては、12月の売上が前年比で約1000%並みまで伸びたことですね。

さらに大きな変化として感じられたのは、自分たちにとっては当たり前になっていた「商品の強み」や「会社として大切にしている姿勢」が、対話を通じて少しずつ言語化され始めたことです。

「何をどう伝えればいいかわからなかった」ことが明確になっていき、それが実際の売り上げとリンクし始めたことが最も大きな成果と言えると思います。

今後、よよよマーケティングに期待していることはありますか?

小泉様:
期待しかないですね。
特に、うちにない知識をたくさん還元してもらいたいと思っています。

もう一つ大きいのは、SNSの広げ方です。
うちのやっていること自体は「面白いよね」と言ってもらえるんですが、まだ認知されきっていないと感じています。

どう認知してもらうか、どうSNSで広げていくか、そのあたりの戦略は一緒に考えてもらいたいです。

伊藤様: 今は、どの投稿がどのくらい反響があったのか、そこからどれだけ売上につながったのかまで細かく追えているわけではありません。
そういう部分も含めて、どう整えていくのがいいのか相談していけたらと思っています。

よよよ:今回のご支援では、売上づくりに加えて、何をどう伝えればよいかという視点も特に、重視していました。

今後は、広告や販促だけでなく、SNSやコンテンツ設計まで含めて、ブランドの見せ方を一緒に磨いていくことが第二フェーズになると思います。

今後の展望について教えてください。

小泉様: 会社としては、問屋業だけに依存しない形にしていきたいと考えています。
今は問屋業が大きな柱ですが、EC事業を本格的に育てていき、さらにその先に新規事業もつくっていきたい。
最終的には「3本の矢」のように、複数の柱で会社を支えられる状態を目指しています。

その理由はシンプルで、どんなことがあっても社員を守れる会社にしたいからです。
会社が大きくなれば、みんなの生活も安定するし、給料も増やせる。
その土台を自分がつくっていきたいと思っています。

荷主さん、お客様、社員、みんなに対して感謝を忘れずに、裏切らない仕事をしていきたいと思っています。

よよよマーケティングは、どのような会社におすすめできると思いますか?

小泉様: 特に相性が良いのは、
商品やサービスそのものには自信がある一方で、その魅力をどう伝えればよいか悩んでいる会社
ではないでしょうか。

たとえば、長年の実績や品質へのこだわり、独自の強みを持っていても、それを自社では当たり前だと思っているために、うまく言語化できていない企業は少なくありません。

また、広告やSNS、EC、CRMなど、やるべきことが多い時代だからこそ、何から優先して取り組むべきか分からないという悩みを持つ会社も多いはずです。

そうしたときに、単に施策を実行するだけでなく、事業フェーズや予算感に合わせて「今やるべきこと」と「まだ早いこと」を整理しながら事業を一緒に育てていく伴走パートナーを探している会社にマッチすると思います。

最後に

今回のお話を通じて強く感じられたのは、同社の取り組みの根底にあるのが、単なる売上拡大ではなく、「良いものを、誠実に届けたい」という一貫した姿勢でした。

自社にとっては当たり前すぎて見えなくなっている価値も、外から整理し、言葉にすることで、初めてお客様に伝わる強みになります。
マーケティング支援は、広告だけではなくその会社らしさを見つけ、伝わる形に整えることでもあります。

問屋業で培ってきた信頼を、ECの成長へ。
同社のこれからの展開が、ますます楽しみになるインタビューでした。